飴色の時間と記憶の彼方
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視線の底に

この体勢でも、こんな非日常的な淫らな格好でも、視線を合わせさせる。
濡れそぼった秘貝と彼女の瞳を交互に同じ視線の置き方で眺める。
彼女の瞳の奥には理不尽なまでの歓喜が溢れ出てきている。
玩具を差し込まれ淫らな匂いを発している部分に顔を近づけ、あえてそこから彼女と目を合わせる。
そして私は、口を開き、舌を伸ばし、視線を合わせたまま、彼女の菊座を刺激し始めた。
彼女の表情が美しくゆがんだ。

春の息吹に囲まれたら

ここ北海道はまだまだ春は遠い。
遠いとはいっても雪はほぼ溶けだし、茶色だった山々にはちらちらと緑色が見えるようになった。
しかしたとえば桜などはGWを終えてからだろう。
春、自然界の生命がその到来を喜び、動物たちは活動的になり、木々は緑をあらわにする。
まわりのものすべてが喜んでいるように思えるときがある。
こんなとき、しかし、自分だけ取り残されているような気持ちになることがある。
気力が失せ、虚無感がじわじわと来る。
素直に喜べない自分に嫌悪感を感じる。

しかし自然とそういう心模様は消えてゆく。いつの間にかわすれていて、普通に楽しくいたりする。
過ぎ去る時間が悩める自分を薄めて行く。

これこそが人間の心の自己治癒力なのかもしれない。
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bad skunk

チャットのIDである。 スカンクといえば、敵が現れると逆立ちして臭い液体を出して相手を追い払う。スカンクの世界(?)では普通のスカンクがこれである。 良いスカンクはより強力な臭さの液体を出すのであろう。 しかし悪いスカンクは? そんなことできずに皆と仲良くやっていくのでは? と ヘンな発想からこのIDを作った。myself

溺れた玩具 つづき

セックスに一体感の心地よさを求めるひとが多い。
確かに一体感は心地よい。
でもこの堕ちてゆく感じは一体感というよりむしろ「違和感」による快楽である。
グロテスクな玩具がわたしのしどしどに濡れそぼった陰部にあてられる。
動けないように縛られた身体。。。あえてよく見えるように鏡に正対させられた。
卑猥な赤黒い玩具と液でテラテラに光って見えるわたしの陰部が卑猥なコントラストで薄暗い部屋に浮かんでいる。
恥ずかしい自らの匂いが部屋を満たしつつある。

彼はその玩具をわたしの最も敏感な突起物にあてる。
スイッチを入れた。
絹のような細かな振動が身体の芯に響く。
漏らしてしまったような濡れかたをしているのが見える。
軽い痙攣とともに気が遠くなる。
何度も。。。。

だらしなく口を開いてしまったようなわたしの秘貝。
彼はその巨大な玩具を挿し込もうとしている。
鏡でそれが挿入される瞬間を二人で凝視していた。
巨大なものを体内に挿入されるこの違和感。
こんなグロテスクで卑猥な玩具に弄ばれるわたし。

彼はその玩具を動かしはじめた。
液体の音がする。
漏らしてしまったのか。
また軽い痙攣とともに気が遠のいて行く。

溺れた玩具

彼女の手を解いた。
柔らかくなった彼女をベッドに乗せ、仰向けにさせる。
肢を開かせ、曲げ、手首と足首を左右それぞれ結びあげた。
その手首が固定されている足首から縄を伸ばし、ベッドの頭木に結びつけた。
温かく湿った下着は右足の膝下にかかったままだ。
こうするとその濡れ加減がはっきりわかる。
快楽を求めてため息まじりで口をひらき唾液を垂らしている、美しい彼女とは別の意思をもった生物のようである。

用意しておいた玩具を取り出す。
とりわけ美的ではないものをあえて購入しておいた。
鬱血した肌色とでも言おうか、少し紫がかった薄赤黒い色が卑猥である。
それは肉棒を模したものであるが、同時に芽核を刺激する突起がついている。
電動式でスイッチを入れるとくねるような動きと先端の細かな振動で
くぐもった大きめな音をたてる。

ドレッサーの鏡に彼女を向けた。
そして部屋の明かりを少しだけ明るくして、アイマスクを外した。
彼女は眩しそうに薄く目を開ける。

陰を指で広げる。芽核を剥き出すようにしてみせる。
彼女は息を殺して彼女自身の陰の部分を宙を見るような目で見ている。
その陰の部分の芽核に玩具をあて、スイッチを入れた。
と同時に彼女は眉間をひそめ、母音のような濁音のような声を上げた。
ヘッドホンのせいでこの玩具の音はあまり聞こえないだろう。
動きと振動だけが芽核を通じて快楽として与えられる。

さらに淫らな液が溢れてくる。
このグロテスクな玩具をこの秘貝の奥底まで差し込みたい欲求。
もっとよく見えるように角度を変えて、ゆっくりと、
深々と、二人で凝視しながら。。。。。
玩具の根元まで差し込んでいった。

休肝日

今日は休肝日。
用事があってBar『N-S』に仕事帰りに立ち寄った。
冗談を交えながら休肝日であることを告げ、コーヒーを注文した。
普段はラフロイグなどを楽しみながら、つまりハードドリンキング(!)なのだが、こうして丁寧に入れられたコーヒーの香ばしさをBarで胸一杯に吸い込むのも乙である。

帰宅。
ソルトバスにしてゆっくりと半身浴。

コーヒー豆をミルで挽いて、ドリッパーでいれる。

そして今 パソコンに向かっている。

これが正しい(?)休肝日の過ごし方。



著者: 村山 由佳, 志田 正重
タイトル: キスまでの距離―おいしいコーヒーのいれ方〈1〉

深紅 つづき

何故。
なぜ、感じてしまうのか。

自ら快感を得るため、そして快感を本能のままに得ようとしている自分を見てもらい、あわれもない自分の姿を見られていることで心が震える。
彼はわたしのもっとも敏感な小さな突起部分をやさしく弄り、そして指を離して、卑猥に突き出してしまったわたしの尻を打った。

軽い痛みとともに体の芯が痺れる。

どうしてこんなに淫らなんだ、と言われている感覚。

出すべきではない恥じらいの姿をさらけ出してしまう。
見えない、聞こえない、動けない状況が非日常的な快感を増幅させる。

失神してしまってもいい。

そう思いながら、ヘッドホンから流れる単調なリズムに自らの卑猥な本性を乗せていった。

深紅

太ももの内側に液が垂れ落ちている。
こんなはしたない格好で。
ある感情の昂り。
尻を平手打ちした。
嗚咽が漏れた。
彼女は更に腰を淫らにクネらせた。
その姿を見てさらに「ある感情」が昂る。
強く打った。
重い手ごたえ。
彼女は歯を食いしばりながら声にならない声で呻く。
白い尻に手の痕が浮き上がる。
芽核をそっと指先でつまむ。
液にまみれているので、ぬるぬるしてうまくつまめない。
もどかしさという快感への湿った入り口。
芽を弄る指先の動きを速めた。
彼女の息づかいも早くなり、身構えるように腰の動きが止まった。
絶頂が近いのである。

指の動きを止めた。
そして力を込めて尻を叩いた。
彼女は声を荒げて喜びを口にした。

蒼白い焔 つづき

エクスタシー。
異変。
「何か別のもの」がじわじわと身体全体を満たしてゆく。
そう、絶頂に向かってゆっくりとわたしの身体は「何か別のもの」に乗っ取られてゆくのだ。
自分の体なのに自らコントロールできずに快感にこらえきれず、痙攣して、意識が遠のく。

彼はわたしの姿勢をかえないように下着だけ引き上げ、食い込ませた。
その彼の力加減に合わせて、わたしももっと快楽を得ようと腰を動かし、引っ張られて伸びている下着に擦り付けた。
もっと深い快感を得たい。
上下に腰を 何度も 動かした。
軽い絶頂が続いている。
そして彼の手に力が入り、下着が強く吊り上げられたとき。
直接的な快感と淫らな自分の姿を想像し深い絶頂を迎えた。
エクスタシーの瞬間、体は何か別のものに乗っ取られる。
別のもの?

まだ絶頂の余韻が残り、その部分が収縮をくりかえしているときに彼はわたしの下着を下ろした。
受け入れたい意識の表れである液が下着を湿らせていることだろう。
下着を下ろしながら彼は見ていることだろう。
もっと見てほしい。
自然にそう思った。
この自分の陰を。

彼の手はわたしの尻を強く掴み、陰をあらわにするように大きく拡げた。
わたしも腰を突き出してしまっている。
そして彼の、あきらかに顔が尻の間に入ってきて、わたしの核を舐めはじめた。すぐに全身鳥肌が立つような波が押し寄せあっという間にまた絶頂が。
悲しくて、でもなく、うれしくて、でもない、違う涙が出ている。
快感に対する無意識の喜びであろうか。

「なにか別のもの」とはこの涙を流させる、快感に対する無意識の喜び、なのかもしれない。

蒼白い焔

薄暗い照明の下。
下着を左手の指先で引き上げるようにした。
細いつくりの下着が女の匂いを発している陰部に食い込む。
指先に力を入れて相当に食い込ませた。
と同時に彼女は臀部を高く上げるような、背中を反らしたような体勢から、
背中を丸めるような動きをし、そして小刻みに体を振るわせた。
下着をつまんだ指先で下着と彼女との摩擦感を確認できた。
全身が痙攣するような、それでいて腰は美味しいものを味わうときの顎のような大きな動き。
下着を引き上げ食い込ませるのとシンクロして動く腰つきがひどく妖艶だ。
彼女は絶頂を表す言葉を大きな声で何度も叫んだ。
叫んでいても彼女自身は自分の声があまり聞こえてないはずである。
耳を覆う密封性の高いヘッドホンで単調で重厚なリズムを痺れるくらい大音量で聞かされている。
彼女の痙攣が落ち着くまで下着を力を入れて食い込ませ続けた。
全身を硬くして緊張と恍惚に耐えていた彼女の体から力が抜けた。
下着をゆっくりと脱がし、まだ触れられてなく、しかしあらわになった本能で沸騰しているような彼女の華芯を両手で大きく開き覗き込んだ。
そして彼女の蒼白い焔の中心に激しく口づけした。