溺れた玩具 つづき | 飴色の時間と記憶の彼方

溺れた玩具 つづき

セックスに一体感の心地よさを求めるひとが多い。
確かに一体感は心地よい。
でもこの堕ちてゆく感じは一体感というよりむしろ「違和感」による快楽である。
グロテスクな玩具がわたしのしどしどに濡れそぼった陰部にあてられる。
動けないように縛られた身体。。。あえてよく見えるように鏡に正対させられた。
卑猥な赤黒い玩具と液でテラテラに光って見えるわたしの陰部が卑猥なコントラストで薄暗い部屋に浮かんでいる。
恥ずかしい自らの匂いが部屋を満たしつつある。

彼はその玩具をわたしの最も敏感な突起物にあてる。
スイッチを入れた。
絹のような細かな振動が身体の芯に響く。
漏らしてしまったような濡れかたをしているのが見える。
軽い痙攣とともに気が遠くなる。
何度も。。。。

だらしなく口を開いてしまったようなわたしの秘貝。
彼はその巨大な玩具を挿し込もうとしている。
鏡でそれが挿入される瞬間を二人で凝視していた。
巨大なものを体内に挿入されるこの違和感。
こんなグロテスクで卑猥な玩具に弄ばれるわたし。

彼はその玩具を動かしはじめた。
液体の音がする。
漏らしてしまったのか。
また軽い痙攣とともに気が遠のいて行く。